2023.12.11
土地選びのポイント
土地探しって、難しいですよね。なかなか気に入った土地って無いですよね。
土地探しで失敗している方々の例をお知らせすれば、気を付けなければならないことがわかると思いますので、書いてみますね。
1.大きすぎる土地を購入した。
都市部と違って田舎は大きな土地をお買いになる方が多いようです。ただ、自分の土地は管理をしなければなりません。固定資産税など税金も上がります。将来を考えた時、必要以上の土地の広さはいらないでしょう。
2.土地に予算を掛け過ぎた。
皆さんは新築する建物に夢を抱いているはずです。でも、最初に決めるのは土地ですよね。でも、予算は、借入額や自己資金等で決まっているはず、高すぎる土地や、造成に多額のお金がかかるような土地を購入した場合、建物にかけられるお金が減ってしまうことになります。
3.敷地の排水が悪く、降雨時に水たまり。
土地と道路の高低差、敷地の雨排水や下水の有無など、家を建てるためを考えた敷地条件を確認しなければなりません。
4.土地を購入したが、公示面積より小さく、境界杭も無かった。
登記上の面積x坪単価 で購入する場合があります。ただこの場合現状の面積より公示面積が大きい場合が良くあります。公示面積というのは、登記簿謄本に記載してある土地面積です。畑や田んぼなどは境界杭もなく、隣地の方ともめることもあります。
5.地盤調査後に基礎工事をしたところ、地中よりゴミやガラが出てきた。
最近は土地購入時に、この項目が書かれていることが多くなってきました。地中のことはわかりませんから、そのものに対する責任の所在ははっきりしておかなければなりません。
6.土地の相場がわからない。
土地の価格の基本になるのは「路線価」です。この路線価は、国税局のホームページで見ることができます。ただ、路線価の価格での売買は、まずありません。だいたい路線価の1.3~1.5倍位が売買価格と言われています。ただ条件が良くなれば、価格は上昇します。
7.土地費用以外に、不動産会社に払う「手数料」を考えていなかった。
土地を不動産会社を通して購入する場合、売主との仲介契約の時は、買主も売主も「土地代金x3%+60,000円」を仲介手数料として払わなければなりません。1,000万円の土地の仲介手数料は、360,000円必要になります。
このように、挙げていけばまだまだあるでしょう。
ただ、土地探しの一番難しいところは、「もっといい土地があるんじゃないか」と考えるところです。だから決まらないのです。「日当たり」「静か」「眺望」「近所の雰囲気」「子供の学区」等々、条件を挙げれば上げるほど、土地は少なくなります。
ここで提言です。
『条件の60~70%クリアだったら買い!!』
土地探しで迷ったら、困ったら、私たちに相談してみてください。建物を建てるための土地として、良いか悪いか、アドバイスをさせていただきます。