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弊社が設計をし、先月入札により業者が決定をした阿智村で建設される建物です。

社会福祉法人「夢のつばさ」のグループホームですが、今回の建物は４棟目になります。弊社では、夢のつばさが創設される時からお付き合いをさせて頂いており、グループホーム４棟全ての設計をさせていただいています。

今回の建物は軽度の障害を持っておられる利用者さんの建物で、入居者が７名７室、それに体験してみようという方のための体験室があり、利用者さんはこの建物から「夢のつばさ通所施設」へ通われることになります。

このような建物は、法規制が厳しくなり、「防火区画」「スプリンクラー設備」「自動火災報知設備」「非常照明設備」等が必要になっており、７名の住まいに7,000万円以上の建築費がかかります。確かに利用者さんの安全は確保しなければなりませんが、補助金の恩恵はあるとはいえ、法人としてはかなりの負担です。

障害者の方々も高齢化してきています。利用者さんも増加傾向です。ですから、このような建物の必要性も増してきていますが、あまりににもお金がかかりすぎて設備投資ができないのが現状です。もう少し法律を見直し、安くできればいいなあと思っています。